高円寺「円盤」
JR高円寺駅より徒歩5分。サイケデリックな装飾の飲み屋だの、民族楽器屋だの、バーを改造したゲームセンターだの、一日の間におよそ民家二軒分を燃やし尽くした程度の焦げた香りのする煙を辺り構わずモクモクとあげる焼き鳥屋台だの、いかにもアングラな感じのする線路沿いの小道を西へ抜けてゆくと、
80年代風の下太りフォントで「円盤」と書かれたコンセントを抜かれた蛍光看板が見つかる。
何を隠そうこの円盤は、知る人ぞ知る音響系というジャンルを専門に扱うレコードショップなのだ。
音響系というのは、簡単にゆーと、音がメイン。
リズムやメロディー、和音は3の次、まず音色が勝負という音楽だ。
店内では大阪万博の関連グッズだの、インベーダゲームの筐体だのが展示されていて、
設置されているテレビでは、音響系の他、80年代テクノブーム期のアーティストの貴重な映像などが楽しめる。
毎晩19~21時と、23時~深夜は、音響系やその他キワモノ系のアーティストのライブ会場となる。これまた防音など一切なく、普通に考えたら近所迷惑この上ないのだか、そもそもJRの電車自体が強烈な騒音源なため、マスキングされてしまうようだ。そしてライブ時には電車の騒音は音楽の一部となる。
こういうお店を僕が好まないはずが無いとお考えかも知れない。(いや、この日記を見ている人がどれだけいるかわ不明だが)
しかし、実はちょっとした因縁があり、最近はあまりこのお店に立ち寄っていない。
因縁といっても金や暴力が絡む事件があった訳ではない。単に僕が調子にのって自分で音響系だと思って作ったCDを置いてもらおうとしたが、断られた。それで、少々いじけているだけなのだ。。。
しかし、どうにもこうにも明日はそこへ出かけたい。出かけなければならない。
何故なら10月23日はFriends Of Thereminのワークショップが開催されるのだから!
首都圏各地からテルミン好きの酔狂どもが集まってくる一夜となる。これを逃したらまた2ヶ月後だ。その時忙しかったら4ヶ月先になってしまう。行かざるを得まい!
行こうかな~どーしよーかな~~~ (T~T)