好きだ、
『好きだ、』を渋谷のアミューズCQNで見てきました
19:00の上映を17:15くらいにチケットを買いに言ったけど163番という座って見られるギリギリの番号なのでした。さすが公開初日は違いますねぇ。。
おまけに入ったときに席を迷っていたものだから結局端っこの方のスクリーンが思いっきり平行四辺形の場所しかすわれませんでした。
こんなときは画像処理で映画のスクリーンを正面から見た長方形に直して、音声もベストポジションで聴いた音を再現するようにフィルタをかけるゴーグルみたいなのがあったらいいなぁと思います。。
で、映画の内容と申しますれば、何と言うか、じれったい人たちをじれったく描いた映画というのか、、
高校の頃に仲が良かった男の子と女の子がいて、それが34歳になったときに再開して、、
とこれ以上書くとネタばらしになってしまいますが、、
なんか予想外のハプニングみたいなのはほとんどなくて、(最後の方でとってつけたようなものはありますが、、)
セリフもやたら間が多くてまったりとしていて、密度的には薄味の京料理見たいな感じの映画でした。
まあ、映像の質感は風景写真的に美しかったし、楽しめるには楽しめましたんですけどねぇ。。
この手の映画は日常生活に近いところを描いて行くという特徴があるためか、一歩間違えると単に退屈なものになってしまう危険と隣り合わせでして、この映画はかなりその危険に差し迫った感じがしました。。。
ちなみに、この映画の17歳時代のロケは3年前の2003年に行われたようです。なんでも17歳時代のヒロイン役の宮崎あおいがリアルに17歳の時に撮りたいというのがあったらしいです。
ロケ地は東京と、どっか山の見える田舎町って感じですね。
音楽は僕の敬愛する菅野よう子先生でございます。といってもこの映画では2~3曲しか音楽は流れませんけどね。。。