« 掃除。。 | Main | いやはや »

2006.01.01

明けましておめでとう御座います

えー、今年も宜しくお願い申し上げます。
さて、新年も迎えましたので、今年の抱負を書きたいと思います。
今年の抱負はずばり!
『コンピューティングプランナーとして年収倍増(2005年比)』
です。

昨年の抱負は『儲ける』だったものの、その達成はそれほど芳しくないものでした。
まず何しろ、どのように(HOW)、どれだけ(HOW MUCH)、という点が抜けていて非常に具体性に乏しかったわかです。
そこで、今年はより具体的な抱負としてこれを掲げさせて頂きました。

さて、年収倍増は分かりやすいのですが、コンピューティングプランナーとはなにぞや?と思う人は多いことでしょう。何しろこれは僕の造語であって、YahooでもGoogleでも今の所出てこないからです。(それでも、この記事が検索ロボットに見つかれば登録されることでしょう、、)

コンピューティングプランナーは、自分の経験や能力の棚卸しをしてみた結果と、今後生業としてやって行きたいことを一言で表してみた言葉です。

コンピューティングプランナーとは、
・コンピュータの「新しい」動作(アルゴリズム、メカニズム)の提案
・コンピュータの「新しい」使い方(ソリューション)の提案
・上記提案を実現するための、コンサルティング、システム開発
をやる人です。

「新しい」とは、(さざ波程度でも)今までに無かった考え方に基づいているという意味です。貴方の神経細胞網をまた何本か引き伸ばしてあげますよという意味です。
誰にとって「新しい」かはケースバイケースです。(ある僕の未来の顧客かも知れないし、インターネットに接続している世界中の皆々様かも知れません)
1つの例を挙げれば、「ブログ」なんてものは、ただの日記に、コメントとトラックバックというユニークな機能を加えたものです。デザインが色々と動的に変えられたり、標準化された更新通知機能(RSS)など凄そうな機能もありますし、管理者機能もいたれりつくせりで、(システムの)開発難易度は他のWebサービスよりも数段高い(某渋谷で働く社長ブログより)らしいのですが、でも、いってしまえば、それだけのことです。アイデア自体は実はシンプルなのです。
しかし、少なくとも「ブラウザを操作する程度のネット関連技術のみしか持たざる人々」にとっては福音となる技術だったわけです。何しろ携帯でメールを送るだけで、「日記を書くことができる」≡「自分のホームページを更新できる」わけですから。
つまりは、こんな感じです。こんな感じの物事を提案します。で、作ります。

で、簡単そうですが、これは仕事としてやるんなら、とても難しいと思います。
なぜ難しいのかというと、今までに無いからです。今までに無い分けだから、でっち上げなければならない。
「無から有を」とはよく言われますが、この作業は僕に言わせれば「無限の選択肢の中から有限の選択肢を」です。
例えば概ねのシステムインテグレーションは前例をベースに進めます。その前例に付随する知識体系という枠組みがあるわけで、選択範囲は狭く、それだからこそ「勉強」することの敷居を低くできるし、作業や予算を見積もることもできる。「業務的に」前例のあるものだったら、幾らくらいの収益が上がるのかもそれなりに分かるわけです。
それに比べて、前例が無いものは、どうやるか、何をヒントにするか、その組み合わせは「無限大」です。この中から、「有限の選択肢」へとコンピュータを媒介として落とし込んで行くわけです。
当然あてずっぽうにやったら意味が分からないことしかできませんし。何の役にも立たない。当然納品もできない。相手が相手、物が物なら裁判沙汰です。(キーボードが付いていて、ソースコードが公開されていて、ハッキング可能なATM端末とかね。。)
なので、相手が喜ぶ程度にというフィルタを通す必要があるのですが、しかし実はこのフィルタを通そうと思った時点で、新しい波たちは大小問わず強烈にフィルタリングされて、結局前例のあるものだけが通過することになります。
でも、そうならないための取って置きの方法があります。
それは「勉強すること」です。
「それすごい」と思ってもらうためには、「できないと思いこんでいたことが、実はできちゃったり」とか、「思いもよらなかったけど、言われてみると確かにそれは理に適っているかも」といったアイデアを相手に提供する必要があります。
このためには、相手の「思いもよらなかったこと」を引っ張ってくるだけの背景知識と、これを実現するためのノウハウが必要です。それに合わせて相手の置かれている状況をよく知って分析して、自分にできそうなこととすり合わせて、それで提案をするというわけです。
まず、たくさん勉強しておいて、さらにたくさん勉強すると、、こんな感じの下ごしらえをした後、提案し、実際に開発をする(まずは市場調査的なプロトタイプを作ることもあるでしょう)と、今年中にこんなことができるといいなぁと思うわけです。

「なぜ、これをやりたいのか?」と申しますと、
1つには、「既に勉強してしまったことが幾つかあり、これを試してみたい」からです。
もう1つは、自分のシステムエンジニアとしての8年のキャリアはやはり度外視すべきではないと思ったからです。

自分の経験を生かしつつ、且つこうした提案型の仕事をするとなると、「提案型SE」とか「ITコンサルタント」とかの言葉が思い浮かびますが、これとは別物だよということを示すため、コンピューティングプランナーという言葉を考えました。

ぶっちゃけ今の日本のIT業界って「業務偏重」というのか、今ある技術や海外から渡ってきた出来合いのパッケージを使って、それをカスタマイズして業務に落とし込んでいく、それで業務の効率化なり何なりをやりましょうというのが主体です。
もちろん海外のパッケージは海外で「それすごい」と思われたことの上澄み液なわけで、日本で適応するだけでもそれなりに凄いことかも知れませんし、新しい技術に適応するには相当な勉強が必要で、やれる人が限られてくるもの確かです。
でも本当に「すごい」って思えるのって、出来合いの凄そうなパッケージを使って凄そうにする、ってことよりも、目の前に問題があって(業務的なことでもいいし、例えば、何か毎日がつまらないとかでもいいです)、これを想像もできなかったやり方で解決できて、コントロールできるってことじゃないでしょうか?
そのためには目の前の問題を「今までにない」方法で解決するスキルが必要です。
単純に既存のパッケージの使い方をマスターして、業務に落とし込むことを「ITスキル」と称するならば、僕の言おうとしているスキルは、「メタITスキル」です。ITスキルのためのITスキルです。

どういうことかというと、「コンピュータを使って驚くほど凄いことをやるスキル」です。
このスキルは2面性があります、「驚くほど凄い」は人間が感じる部分なので、実は人間に対して驚くほど凄いと思ってもらわなくてはなりません。なので、実は業務知識もメタITスキルの1種だし、今こうして書いているブログも(驚くほど凄いと思ってくれる人が僕以外にいれば)メタITスキルといえます。
もう1つには、前述の出来合いパッケージを作った人が持っているスキルと言えばいいでしょうか、数学理論や、言語処理理論、マルチメディア用の信号処理、などといった、人間が考えたり、感じたりすることをコンピュータに媒介させる、代行させる技術に関する深い理解です。
こう言うとよく聞かれる反論は「そんなものはそれこそ、海外のパッケージを使えばできるじゃないか。。ツールがあるんだからそれを使えばいいわけで、そんなことを勉強する暇があったらツールの使い方を勉強したらどうだい?」。。違うんです、ツールを使わないとは言っていません。実は同じツールを使っていても、驚くほど凄いことができる人と、できない人がいます。1つにはそのツールをいかに使い込んでいるか、という慣れの面もありますが、そのツールを使ってやろうとしていることが「凄い」というもの往々にしてあります。
例えば「AJAX」という技術があります。これは単にJAVAスクリプトと、XMLをベースにした非同期通信機能、構造化されたデータの通信機能、といったものをツールとして使っています。
しかしこれでやっているのは実はインターネットを介したクライアント/サーバ間のオブジャクト思考設計に基づく「クラス」に対する「メッセージ」のやりとりです。つまりはオブジェクト思考言語らしい書き方で、サーバとクライアントのスクリプトを連動させる。こうしたことを、HTTPという非オブジェクト指向なツールの上でやっちゃっているわけです。アセンブラやC言語でプログラムを書いている人々からすると恐ろしく効率の悪いやり方ですが、それでも出来合いのツールを使って今までにない「驚くほど凄いこと」を実現しているのには変わりありません。
これをやるためには、「インターネットでとりあえず標準として使えるツールは何か?」とか「オブジェクト指向とは何か?」、「オブジェクト指向に基づくメッセージのやり取りをテキストベースで実現するためにはどうすれば良いか?」といった問いに答え、統合できるだけのメタITスキルが必要となるわけです。
結局驚くほど凄いことを新たに始めるには、如何なるツールを使おうとも、今まで凄かったことが、何で凄かったか、とか凄みはどのように実現されているのか、という部分に深い知識と理解が必要になるものと思われます。
また、ほとんど誰も知らないくらいレアな知識という点からも、なるべく理解するのに時間がかかって、大抵の人が避けて通るような知識を身につけておくのが得策かと思います。それを知っていれば大抵の人を驚かせるだけのチャンスが増えます。

さて、、、。
現在までに経験、勉強したことを棚卸しするとざっとこんな感じです。
「業務経験」としては、
・システムエンジニアとしての経験がある(キャリア8年近い)
・データベース経験も長い(業務SEはどの現場でもDBを相手にするので)
「独学」としては、
・数学の基礎(確率論、線形代数、解析学)を勉強中
・デジタル信号処理を勉強していて特許を出願する程度のノウハウを有する
・BASICインタープリタを書ける程度の言語処理のノウハウを有する

これから勉強すること
・より高度な数理知識
・経営者側の思考法
・インターネット関連技術(AJAX、WebAPI周りを中心に)

これから経験したいこと
・コンサルティング業務
・経営に近い立場、できれば代表取締役社長

こんな感じを布石としつつ、今年は年収倍増を狙っていく所存でございます。

|

« 掃除。。 | Main | いやはや »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/20403/7936496

Listed below are links to weblogs that reference 明けましておめでとう御座います:

« 掃除。。 | Main | いやはや »