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2004.10.10

環境

和民で晩飯を頂こうと思い
カウンター席にすわり料理の注文を済ませて、作られてくるのを待っていた時に、特にすることもないので、テーブルに置いてあるワタミのチラシを読んで見ました。
どこの外食屋でもそういうチラシはその店がどんなことに力を注いでいるかを大層自慢げに語っているものが多いのですが、ワタミの自慢はISO140001取得してます!ということでした。
この規格は環境詳細はあまり知らないのですが、しかしワタミの解説を読んでみるとどうやら企業活動を環境に優しくするための規格で、ワタミは特にCO2の削減に力を入れているというような内容のことが書かれていました。

環境を考えるのは非常に難しい問題で、例えばCO2をワタミで削減するために、色々なシステムを導入したとして、実はそのシステムを作ったり運用したりするのに必要な環境負荷が店舗でのCO2削減量ではペイできないというパターンが往々にして生まれてくると思うのです。
つまりCO2を減らすためにはどうしたらいいのかというのは、非常に複雑に絡み合った情報を分析してCO2の削減量を試算する必要があり、削減のために従業員全員の意思の統一を図る必要もあり、そしてISOを運営している団体の承認を得るのに必要な書類をまとめたりしなければなりません。
さらにそのISOを運営している団体もワタミから提出されたデータを吟味するのに様々な活動を行うことでしょう。
で、書類一枚とっても手書きでドウゾというのは非現実的で、ワードなりエクセルなりを使うわけです。
そして、企業活動の中でどれだけCO2が削減されているのかを定量的に調べるためにはおそらくコンピュータネットワークを使用していることでしょう。ISOは何番の規格でも面倒な集計データを求めてくるらしいので、これを人手でやっていては店舗運営なんて破綻してしまいますから。

そうしたシステムを運用した結果、
「たくさんの新しいコンピュータを導入しました」、「ISO用にソフトをつくりました」、「沢山資料を印刷して従業員皆に配りました」
というように色々と新しい資源を投入してしまう結果が生まれるはずです。ま、内情を知らないので話半分に聞いていただいてもかまいませんが、、

で、そのコンピュータというのが、一台のパソコンを作るのに1トンの資源を使うし、ずーと起動しているわけで、前店舗を合わせたら何万ワットという電力を常に消費し続けるわけです。
さらにシステムの開発には複数の人間が毎日コンピュータを使い続けて行うわけです。

こうした問題を考えると、どうも環境のことを一番考えなければならないのはコンピュータ会社だと思うのです。
なぜなら環境のことを考えて、組織的に活動して、成果を定量的に把握するにはコンピュータシステムが欠かせないからです。ウソだと思うなら、例えば自分一人が生活するのにあたって排出されるCO2量を生活品から通勤まで含めてトータルに一人頭のデータを求めて、家計簿に記録してみて下さい。無理ですから。
ま、複雑すぎてコンピュータでもやっぱ無理じゃんという考え方もありますが、とりあえずコンピュータを使わないとむりなのは確実だと思うわけです。

そのコンピュータシステムが環境負荷が大きいのであれば本末転倒になってしまうと思うのです。

ソフトウェアの環境指数を考えるならば、古いコンピュータの使いまわしがどれだけ出来るのか
とか、でも古いコンピュータは処理が重くて、消費電力も意外と多いしな、
とかそういう条件を開発に取り込むと開発コストがふくれて結局、時間がかかってしまって環境負荷が膨らむとか、、
あーもーやだ

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