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2004.03.26

回転ドア

六本木の森ビルで回転ドアに挟まれた男の子が死亡したようです。
僕は回転ドアというのは、新宿住友ビルで初めてお目にかかったのですが、
あのときから、こういう事故は、絶対おこるだろうなと、思っていました。
ニッポンジン、特にトーキョージンは何でも感でも西洋のものを取り入れようと
躍起になっているところがあり、科学技術やビジネスなどでの合理的な手法、あるいは3歩譲って文化的な
物を輸入するのは、それほど悪くはないと思います。
しかし、回転ドアに代表されるような、却って不便なもの。
そればかりか死人がでるほどの副作用があるものを、
オイソレ、ヤァヤァ、デス、伊豆、モダァン!
と導入してしまうのはイカガなものかと思います。
正直、回転ドアが便利だと思ったためしがありません。
人が回すタイプのものでは、出る人と、入る人の間で、歩調が合うことはまれで、
毎回、自分が押すべきか、
あるいは相手が押すのを待つべきか、
どんなペースで進めば、相手と歩調があうのか、
正直ビルに入るときから駆け引きが始まっているという感じがするのです。
さすがビジネスの本場、アメリカからやってきた代物だなという感じです。
出社する時だけでなく、帰る時も、ビジネスパースンとしての自覚を高めることができるという
弱肉強食の超体育会系システムなのです。
絶対に森ビルのようなレジャーランドには適さないシステムで、
ロワーマンハッタンのような精選与奪を許さない大人たちによる大人たちだけのため街で
辛うじて機能するものなのです。
で、逆に自動のものはどうかというと、
これがまったくサービス精神に欠けると感じざるをえません。
回転ドアに入るには、人間様がドアのペースに合わせて、
歩かなくてはなりません。
ドアに入ってから、出るまでにおよそ6秒くらいかかると思いますが、
その間ずっーと、、人間が自分の歩調を回転ドア様の歩調にあわせて歩かなければ
ならないのです。
自動ドアの場合、最初に待ち時間はあるのですが、一旦開いてしまえば、
その後、駆け出そうが、座り込もうが、人間様の自由となります。
そのペースにあわせられない人は、有無を言わず、
今回のような猟奇的な結末を迎えさせられることとなるのです。

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